クレマチスと名付けた夏のキモノ!
→壱の蔵のおねいさん(私の母と同い年くらい)は、人生の師とあおぎたいようなありがたいアドバイスも頂戴したことがありますが。えぇ、彼女のようなアイラインメークもしたいものですわ。
さて、先月の松屋銀座のキモノ市、二日通って悩んで選んで買ったのがこの一枚。昨年から「紫の夏のキモノがほしいのよぅ」とぎゃーぎゃー騒いでいた私。この一枚に出逢うまで、そのおねいさんに紹介してもらったのは、18万くらいするそれはそれは長く楽しめる、かわいい色合いのくせに、年代を本当に選ばないいい紬。このクレマチスさんに会うまではそれを買う気満々でおりましたことよ。しかしですね、真理子姐さんがこういうの、「18万出さなくても、13〜15万くらいであの織物にはまた出会えると思うわ」。スガヌマ買い出し紀行は振出に戻り、また逡巡。
あきらめ気分の9回裏、やけっぱち気分でワゴンの中をちょっと覗いてみたら、紫色の布にココロを打たれる。期待に胸をときめかせ、ひっぱりだしたのがこの一枚。あぁ! 私はこれを買うために松屋に二日も通ったのね!!! これを3枚買うと、逡巡した紬が一枚買えるお値段。
なにかの葉っぱの意匠だと思うのだが、まー、私はクレマチスが好きなのでこのキモノは「クレマチス」と名付けました。
夏が早くこないかしら! 夏大島にクレマチス、真夏が恋しい!!(2004.03.12記)
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