冬です。寒の入りからこっち、東京も滅法冷えておりまして、寒い毎日が続いています。それでも、着物で、でかけたい! そんなとき、みなさん、どうしてらっしゃるのかしら?
上半身については、あまり長い袖の下着をつけるのには抵抗があるので、シルクの素材の丈の長い下着をつけ、さらに着物用の肌着を着ます。それに着物を着て、羽織を羽織って、マント(といっても、普通の厚手のカシミヤのもの)を羽織っておしまい。脇がすーすーしますが、腰のあたりが暖かいので上半身はそんなに寒さが気にならないのです。
問題は下半身です。
着物着用時の下半身の寒さって、半端じゃないんですよ! 生足嬢ちゃんたちは一体なにと戦うために、常に生でいるのでしょうか? 長襦袢やら裾避けやらの上に、さらに着物を着ているにもかかわらず、足の寒さは、本当に、半端じゃない。スースーするの3倍くらい寒い、寒いというか、風がしみるというか。。
で、殿方の夢をぶち砕くようなことをこれから申し上げますが、あたくし、今の季節、夜にでかけるときは、セシールで一番安い値段で売ってるような、サポート力ゼロのゆるゆるストッキングを履いております。それがないときは、ニーハイの靴下。それらのうえに、柄もんの足袋を履いてしまいます。
だって、寒いんですものっ!!!
冬の着物子女を易々と脱がすわけにはなるめぇ、ということをこれでみなさんにも理解していただけたのではないかと思います。
2004.01.17
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